臨床美術士・資格規定

資格認定規定

第1条
協会「臨床美術士」の資格認定は、本規定に基づいて行う。
第2条
資格審査は臨床美術士として必要な基礎的知識、技能等について行う。
第3条
資格認定を申請する者は、次の各項すべてに該当しなければならない。
  1. 協会の会員である者。
  2. 協会が認定する指定校の臨床美術士養成講座、臨床美術講座を修了している者。
  3. 指定校の臨床美術士養成講座の修了書の発行日又は当協会が認める大学機関等における臨床美術講座の単位の取得日から3年を経過していない者。
第4条
資格認定を申請しようとする者は、各級および審査料を添えて資格認定委員会宛に申請する。
第5条
資格認定の審査は各級、次の通りとする。
1級 原則として年1回、申請を受け付ける。
2級 原則として年1回、申請を受け付ける。
3級 原則として年2回、申請を受け付ける。
4級 養成講座終了後、随時申請を受け付ける。
5級 養成講座終了後、随時申請を受け付ける。
第6条
資格審査は各級、次の通りとする。
1級 協会理事3名以上の推薦状提出
2級 書類審査(活動業績リスト)/論文審査/作品審査/面接審査
3級 臨床美術実施報告書審査/面接審査(グループ面接)
4級 論文審査/課題作品審査
5級 書類審査
第7条
資格認定試験料は次の通りとする。(税別)
1級 100,000円
2級 100,000円
3級 100,000円
4級 45,000円
5級 20,000円
第8条
認定を受けた者は、協会臨床美術士名簿に登録される。登録された者には認定証を交付する。資格の有効期限は5年(休会の期間を除く。)とし、細則に定める手続きを経て更新することができる。

附則

  1. 本規定は2011年4月1日より発効する。
  2. 本規定の改正は常務理事会の議を経て、理事会の認定を得るものとする。
  3. 本規定は2013年10月1日より施行する。

資格更新規則

第1条
本別項は日本臨床美術協会(以下協会という)の制定する臨床美術士資格認定規定第8条によりこれを定める。
第2条
臨床美術士は、その資格認定を得た後も協会の資格認定会員を引き続き継続していることを必要とし、単位の取得も資格認定会員に限る。
第3条
臨床美術士はその資格認定を得た年度より5年目の更新申請日までに認定級の必要単位以上を取得していなければならない。
※ただし、休会届を提出した者は、休会の期間を除くものとする。
第4条
臨床美術士は第3条に定める期間の経過後も引き続き5年ごとの期間に第2条および第3条に定める内容と同様の単位を取得していなければならない。その場合、前回の更新申請後に取得した単位を申請するものとする。
第5条
  1. 協会が別に定める書式により、臨床美術士は第3条または第4条に定める内容に沿って定められた期日までに所定の手続きを行うものとする。添付書類として細則に規定された証明書の現物とコピーを必要とする。
  2. 第3条による単位が特別な事情により不足する場合は、その事情説明書を添付して猶予申請をすることができる。
  3. 定められた期日までに資格更新のため所定の手続きが行われない場合は、資格を放棄したものとみなされる。
第6条
この別項の改廃は、資格認定委員会の議決を経て、協会理事会において、出席者の2分の1以上の議決によりこれを行う。

附則

  1. この別項は2011年4月1日より施行する。
  2. 2012年5月26日一部改正。

資格更新規則細則

第1条
本細則は、日本臨床美術協会(以下協会という)の制定する臨床美術士・資格規定ならびに臨床美術士資格更新規則第3条によりこれを定める。
第2条
臨床美術士資格更新規則第3条でいう必要単位は次の通りとする。
臨床美術士
認定級
5級 4級 3級 2級
必要単位 20単位 40単位 60単位 80単位
第3条
臨床美術士資格更新規則でいう研修会および取得できる単位とは以下を示す。
  1. 協会が主催する「公開セミナー」講師参加…4単位
    申請方法:単位集積記録表に記入(捺印不要)
  2. 協会が主催する「公開セミナー」受講者参加…2単位
    申請方法:単位集積記録表に記入(捺印不要)
  3. 協会が認定する「研修会」講師参加…6単位
    申請方法:単位集積記録表に記入(捺印不要)
  4. 協会が認定する「研修会」受講者参加…3単位
    申請方法:単位集積記録表に記入の上、研修会主催者もしくは担当講師の認印要
    2008年4月1日以降に開催された研修会にて既に取得した単位を加算することができる。
    (但し2011年4月1日取得単位数改定以前に定められていた取得数による)
  5. 臨床美術の実施(4級以上)…2単位/60分以上の1コマ
    申請方法:単位集積記録表及び活動報告書に記入の上、主催担当者の捺印要
  6. 臨床美術の実施(5級)…1単位/60分以上の1コマ
    申請方法:単位集積記録表及び活動報告書に記入の上、主催担当者の捺印要
    ※上記(5)(6)の臨床美術の実施とは、1コマ60分以上の催事的、及び継続的な臨床美術の実施をいう。
  7. 臨床美術学会での研究発表・報告…20単位/1回
    申請方法:単位集積記録表に記入の上、参加証を裏面に貼付
  8. 臨床美術学会への参加…5単位/1日
    申請方法:単位集積記録表に記入の上、参加証を裏面に貼付
    ※上記(1)~(8)の運営実行に関わった委員には、それぞれ受講と同等の単位を付与する。主催者の証明または大会抄録の実行委員会組織図のコピーを添付すること。
  9. 協会が認める学会での臨床美術の研究発表・報告…10単位/1回
    ※上記(9)の協会が認める学会とは臨床美術学会以外の団体が主催する学会であり、以下の関連学会、または臨床美術士が開催2カ月前までに協会へ申請し、承認された学会をいう。
●関連学会(2014年4月)
日本感性福祉学会 日本地域福祉学会 日本デイケア学会 日本心理臨床学会
日本介護福祉学会 日本認知症学会 日本リハビリテーション学会 日本心療内科学会
日本家族看護学会 日本プライマリ・ケア学会 日本応用心理学会 日本人間性心理学会
日本家族研究療法学会 日本保険医療行動科学会 日本家族心理学会 日本生理心理学会
日本家族社会学会 日本保健医療社会学会 日本教育心理学会 日本精神衛生学会
日本看護科学学会 日本保健福祉学会 日本芸術療法学会 日本精神神経学会
日本看護管理学会 日本理学療法士協会 日本健康心理学会 日本精神病理学会
日本看護協会学会分科会(老人、精神、地域) 日本老年医学会 日本行動医学会 日本精神保健看護学会
日本看護研究学会 日本老年看護学会 日本行動科学学会 日本早期認知症学会
日本ケアマネジメント学会 日本老年行動科学会 日本行動療法学会 日本特殊教育学会
日本高齢者虐待防止学会 日本老年社会科学会 日本作業療法士協会 日本発達心理学会
日本コミュニケーション障害学会 日本老年精神医学会 日本産業ストレス学会 日本描画テスト・描画療法学会
日本在宅ケア学会 日本発達心理学会 日本産業精神保健学会 日本保育学会
日本社会学会 西日本芸術療法学会 日本児童青年精神医学会 日本認知症ケア学会
日本社会心理学会 全国知的障害関係施設職員研究大会 日本社会精神医学会 日本衛生学会
日本社会病理学会 多文化間精神医学会 日本集団精神療法学会 アートミーツケア学会
日本社会福祉学会 地域病院精神医学会 日本小児心身医学会 広島芸術学会
日本社会福祉実践理論学会 日本LD(学習障害)学会 日本小児精神神経学会 日本認知症予防学会
日本神経心理学会 日本カウンセリング学会 日本心身医学会 大学美術教育学会
日本地域看護学会 日本ストレス学会 日本心理学会 美術科教育学会

申請方法:(9)協会が認める学会にて臨床美術の研究発表・報告した場合は、単位集積記録表に記入の上、参加証を裏面に貼付し、発表抄録のコピーを添付すること。

  1. 協会が認める学会への参加…3単位/1日
    申請方法:単位集積記録表に記入の上、参加証を裏面に貼付
  2. 臨床美術に関する著書(協会が認めるもの)…1~10単位/1出版
    ※上記(10)の協会が認める臨床美術に関する著書とは、下記のものをいう。
    • 協会会報誌、臨床美術学会誌、関連学会誌での臨床美術の研究論文の発表
      (1)原著、総説…5単位
      (2)小論文(事例研究を含む)…3単位
    • 臨床美術学会及び各指定校が発行する研究誌や関連領域の学会誌での臨床美術に関する研究論文の発表
      (ア)原著、総説、大学の研究紀要…2単位
      (イ)小論文(事例研究を含む)…2単位
      ※研究論文とは、臨床美術に関する事例研究、調査研究または実験研究の論文発表をいう。なお、査読機構を持つ研究誌、学会誌に掲載されたものでなければ単位を取得することはできない。
    • 協会が認める臨床美術関係の著書の出版
      (ア)原著に準ずるもの…10単位
      その他…8単位
      (イ)講座等の場合は、各巻を一冊として評価する…5単位
      (ウ)分担執筆の場合
      10ページ以上…4単位
      10ページ未満…2単位
      (エ)翻訳の場合
      10ページ以上…4単位
      10ページ未満…2単位
      ※上記(10)臨床美術に関する著書(協会が認めるもの)のいずれも共著の場合は、筆頭著書以外は、その著者数で割った単位を各自取得する(小数点となる場合は切り捨てる)。
  3. 臨床美術に関する講座の講師(2級以上資格取得者)…5単位/1コマ
  4. 臨床美術士養成講座の講師(2級以上資格取得者)…5単位/1コマ
    ※上記(12)(13)は協会認定指定校における講座の講師とする。
  5. 臨床美術士養成講座の添削講師(3級以上で添削講師講座を受講した者)…1単位/1添削
  6. アトリエの講師参加(2級以上資格取得者)…2単位/1回
  7. アトリエ受講者参加…1単位/1回
  8. 協会ボランティア…2単位/1回
    申請方法:単位集積表に記入の上、主催者もしくは講師の認印要
  9. 以下に記載された指定書籍のレポートを提出…3単位/1冊
    ※1論文-A4用紙に2枚程度、縦長横書き(原稿用紙不可)手書きまたはワードどちらでも可。
    氏名と会員番号必記入。
    申請方法:単位集積記録表に記入の上、論文を添付
●指定図書
タイトル 著書 出版社 出版年 価格
愛するということ エーリッヒ・フロム 紀伊國屋書店 2009 1,262円
ケアの本質 ミルトン・メイヤロフ ゆみる出版 2009 1,500円
脳は美をいかに感じるか セミール・ゼキ 日本経済新聞社 2008 3,500円
夜と霧 ビクトール・フランクル みすず書房 2002 1,575円
子どもたちの想像力を育む 佐藤学・今井康雄 東京大学出版会 2003 5,000円
天才と発達障害 岡南 講談社 2011 1,890円
現代芸術をみる技術
―アート・思想・音楽をめぐる十八章
江藤光紀 東洋書店 2010 2,940円
世界を巡る美術探検 木村重信 思文閣 2012 2,520円
意識は傍観者である
脳の知られざる営み
デイヴィッド・イーグルマン 早川書房 2012 2,520円
コミュニケーション力
―豊かに生きるための知的技法
児島建次郎[編著] ミネルヴァ書房 2008 2,730円

※価格は2014年3月現在のものです。

資格更新猶予規定

第1条
この規定は日本臨床美術協会臨床美術士資格更新規則第5条に基づき資格更新の猶予について定める。
第2条
猶予の対象は次の2つに分ける
  1. 期間中に申請したが単位不足、書類不備などにより不合格となった場合。
  2. 長期療養、家族の介護、妊娠、出産、育児期間中、研究、海外留学など、やむを得ない事情により申請が不可能な場合。

※猶予は1更新期間に1回限り認められる。

第3条
単位不足、書類不備による不合格の場合は、次のように措置する。
  1. 申請猶予を認める。
  2. 猶予期間は次回更新までの5年間とする。
  3. 猶予期間中は協会の資格認定会員として継続している場合は、臨床美術士を呼称することができる。
  4. 猶予期間中の不足単位数を次の5年間に加算して取得しなければならない。
  5. 不合格の内容については問い合わせることができる。資格認定委員会は速やかに返答するものとする。
  6. 猶予後の再申請について不合格の場合には、臨床美術士の資格を失う。
第4条
長期療養、家族の介護、妊娠、出産、育児期間中、研究、海外留学など、やむを得ない事情により申請が不可能な場合は次のように措置する。
  1. 更新手続き期間中に事情を記した書類と証明書を添付して更新猶予を資格認定委員会あて申請し、猶予の認可を受けなければならない。
  2. 猶予期間は次回更新までの5年間とする。
  3. 猶予期間中は協会の資格認定会員として継続している場合は、臨床美術士を呼称することができる。
  4. 猶予期間中の不足単位数を次の5年間に加算して取得することができる。
  5. 猶予期間を過ぎ、更新申請提出のない場合は、臨床美術士の資格を失う。
第5条
臨床美術士資格を失った者が、資格の再取得を希望する場合は、改めて資格を取得しなければならない。

附則

本規定は2011年4月1日より発効する。本規定の改正は常務理事会の議を経て、理事会の認定を得るものとする。