『臨床美術士・養成コース』のご案内はこちらです。

5級・4級・3級/ 感性アートゼミ/ 通信教育/ 特別講座(医学医療・子供と臨床美術・身体表現)


トップ > よくあるご質問

Q1.臨床美術は、アートセラピーとは違うものですか?

日本人の多くが思い浮かべる「アートセラピー」は、
決められた絵を描かせて心理状態を分析する、
いわゆるアートサイコセラピーではないでしょうか。

これらはもっぱら心理学者らからのアプローチです。
臨床美術は、
医師らとチームを組んだ美術家からのアプローチであること、
そして脳科学に基づいたプログラムであることが大きな特徴です。

特徴1

美術の手法の中から右脳を使う作用が強いものを選び、
さらに感性を刺激する働きかけを行うことで
脳の活性化による効果を狙います。

特徴2

これまで美術に縁がなかった参加者からも苦手意識を取り払い、
いつの間にか自然に自己表現ができる工夫を随所に凝らしています。

さらに、制作のプロローグにあたる「制作導入」では、
五感をフル活用してモチーフ(描く対象)を感じてもらったり、
思い出を語り合うなど、それぞれの制作にとって最も効果的な方法で
参加者から表現したい気持ち=創作意欲を引き出します。

特徴3

本格的なアート性を有するプログラムによって、

特徴4

完成した作品は、分析に用いることありません。
『鑑賞会』の時間を設けて
それぞれの作品の素晴らしいところを具体的に作者に伝えます。
その繰り返しが意欲や自信の向上につながります。

Q2.どのような人を対象に行なわれていますか?

認知症の人とその介護者:

意欲の向上や家族とのコミュニケーション増加など、
多くの事例が報告されています。

認知症を予防したい人:

脳活性化にくわえて、新たな生きがいの発見も。引きこもり防止にも。

発達が気になる子ども:

自信や社会性の回復。ゲーム脳防止。

一般の子ども:

幼児から思春期の子どもまで、感性を豊かに育むために。

社会人:

疲れた脳を右脳から活性化したいビジネスマン、OL。
企業内のうつ病対策にも。

福祉教育として:

小学校・中学校、大学で。

研修として:

参加者の尊厳を尊重するアプローチ方法が評価され、介護実務者研修など。

Q3.施設で臨床美術を導入するにはどうしたらいいですか?

施設の事情に応じたご提案をいたします。
当協会の団体会員としてご登録いただき、臨床美術教室を開催する。
あるいは臨床美術士をご紹介する、またはスタッフを育成するなど。

施設内での体験説明会や1回のデモンストレーションも用意できますので、
まずはご相談ください。

Q4.自治体で介護予防事業に導入するにはどうしたらいいですか?

予防教室「脳が目ざめるアート塾」や地域ボランティア育成など、
種々の実績があります。

地域に応じたご提案をいたしますのでご相談ください。

Q5.資格を取るのに制限や条件はありますか?

当協会の指定する講座を受講・修了し、
認定試験に合格した上で認定申請すれば誰でも取得できます。

臨床美術士養成講座は学歴、年齢、職業に関係なく受講できます。

Q6.資格を取得するにはどれくらいの時間がかかりますか?

講座の日程によって一概にはご案内できませんが、授業時間は、
4級取得講座修了までで 68時間、
3級取得講座は 87時間 + 特別講座18時間 + 現場実習が基本です。

美術経験のない受講生は、別に美術講座の受講が必要です。

各講座修了後、資格試験~認定(資格取得)までは約2ヶ月間です。

受講期間については、臨床美術を学べる場所をご覧いただき、
最寄の指定校にお問い合わせください。

Q7.資格取得者はどのように活動をしていますか?

実施実績一覧のように活動は多方面にわたりますが、
自分の地域の施設や活動団体を通じて
臨床美術を実践している方が一般的です。

残念ながら、隣国の韓国が代替医療に注力しているのに比べ、
日本では芸術療法全般の認知が遅れており、
そのようなケースでは必ずしも有償ではなく、
ボランティアまたは有償ボランティアとして求められることも多いのが現状です。

したがって、資格の取得が即就職に結びつくわけではありません。

フロンティア精神が必要です。

しかし、21世紀に入り、
充実した生活のためには身体の健康だけでは不十分であること、
個人の尊厳を重視した介護、また、要介護になる以前に元気な高齢者、
そうした社会作りをするため充分な対策をとることが、
社会的コストを軽減する道であることなどが認識され始めています。

臨床美術士は「日経ウーマン」05年10月号の特集で
「時代を先取りする資格9」の一つに選ばれました。
その活躍の場は拡がりつつあるといえるでしょう。

日本臨床美術協会では実践の場を開拓する資格認定会員に対して、
臨床美術パンフレットの提供や、自家製広報ツールへのアドバイスなどのサポートを行っています。

また、施設職員や美術教室の講師が、
自身の仕事の幅を広げるために資格を取得する例もあります。

Q8.資格取得後もスキルを維持・向上させていけるでしょうか?

資格取得者の研修の場として「研修会」を定期的に行なっています。

臨床美術の最新情報を伝えるニューズレターの発行、
知識の幅を広げるための公開セミナーを実施しています。

交流会などを通じて会員同士の学習会や研究会を奨励しています。

施設職員や美術教室の講師が、
自身の仕事の幅を広げるために資格を取得する例もあります。